業務プロセス効率化ソリューション

リアル物流システム

WMS-RL-01/WMS-RL-11

リアル物流システム

現場のムダ・ミス・属人化を、根本から変える

リアルタイムで動き続ける物流へ

物流現場では、入荷・在庫管理・ピッキング・出荷といった日常業務の中で、紙や目視による確認、作業の属人化、現場と管理側の情報分断が発生しやすい状況にあります。これらは業務効率の低下やミスの増加につながり、結果としてコストや人手不足の問題をさらに深刻化させます。本来、物流はリアルタイムに流れ続けることが理想ですが、実際には業務と情報の分断によってその流れが見えにくくなっています。リアル物流システムは、現場の作業と情報を一体化することを目的に設計された物流管理システムです。ハンディターミナルを活用し、作業と同時にデータを取得・反映することで、入荷から出荷、棚卸までの業務全体をリアルタイムに管理します。

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なぜ、物流DXは現場で定着しないのか

物流DXの導入が進む一方で、現場では運用が継続しない、または十分に活用されないケースが見られます。特に現場主導で業務が行われている環境では、システムとの不整合が影響しやすい傾向があります。こうした課題は個別の問題ではなく、多くの物流現場に共通する構造的なものです。その主な原因は、現場の実態に合っていないシステム設計にあります。

 

よくある現場の状態

・作業手順が属人化している

・在庫ズレや棚卸の負担が大きい

・ピッキングミスが発生する

・作業進捗がリアルタイムで把握できない

・システム入力が別作業として存在している

 

このような状況では、システムが業務を支援するのではなく、かえって負担の要因となってしまいます。そのため重要なのは、現場にシステムを合わせるのではなく、現場の作業そのものをシステム化するという考え方です。

現場作業をそのままデータ化する仕組み

ハンディターミナルを中心とした構成により、作業と同時にデータが登録されます。無線環境を活用し、現場と管理側で情報を共有しやすい運用が可能です。

 

主な仕組み

・バーコード読み取りによる作業入力

・無線環境によるリアルタイムデータ反映

・作業実績の即時収集

・現場作業に沿った操作設計

 

現場と管理側の情報が常に同期され、迅速な意思決定が可能になります。

入荷から出荷までを一元管理

リアル物流システムは、物流現場における一連の業務を統合的に管理するパッケージシステムです。

 

対応業務

・入荷処理(予定データ・返品・不足確認への対応)

・入庫処理(ロケーション管理、推奨配置)

・ピッキング処理(先入先出、有効期限考慮)

・出荷処理(検品、梱包情報管理)

・棚卸処理(全棚卸、部分棚卸対応)

 

各工程が連携し、業務の分断を解消することで、効率化と精度向上を同時に実現します。

現場に強い柔軟な運用対応

物流現場では、予定通りに作業が進まないケースや例外対応が日常的に発生します。本システムはこうした現場の実態に対応できる柔軟性を備えています。

 

現場対応機能

・強制入庫処理による例外対応

・強制ピッキングによる柔軟な作業調整

・作業途中での担当者変更

・クロスドッキング(入荷後すぐに仕分け・出荷する運用)への対応

 

これにより、現場の状況に応じた運用を維持しながら、業務の停滞を防ぎます。

 

 

ピッキング方式への対応

リアル物流システムでは、現場の運用に応じたピッキング方式を選択できます。

 

・ オーダーピッキング

注文ごとに1件ずつ商品を集める方式です。そのまま出荷できるため誤出荷が起こりにくい一方、移動が多く作業効率はやや低くなる傾向があります。

 

・ トータルピッキング

複数の注文分をまとめて一度にピッキングし、後工程で仕分けを行う方式です。移動効率が高く作業スピードを向上させやすい一方、仕分け工程が必要になります。

 

・ ピッキングルート作成機能

倉庫内の棚配置やロケーション情報に基づいて、効率的なピッキング順路を自動で設定できる機能です。移動距離の最適化により、作業時間の短縮と作業負担の軽減を支援します。

 

倉庫レイアウトに応じたピッキング順路の設定により、作業全体の効率化と標準化を支援します。

物流業務の中でも負担が大きい棚卸を効率化する機能

物流業務全体の中でも負担が大きい棚卸業務に対応した機能の一例です。無線ハンディターミナルを活用し、入出庫作業を継続したまま棚卸を実施できます。

 

棚卸機能

・入出庫を継続しながら棚卸実施可能

・ペーパーレス棚卸対応

・差異リスト出力

・進捗状況の確認

・全棚卸・部分棚卸対応

 

業務停止を伴わない棚卸により、運用負荷を抑えながら在庫精度を維持できます。

 

現場改善につながるデータを活用する分析機能

業務データを蓄積し、改善に活用できる機能の一例です。日々の作業実績をもとに、物流運用の見直しを行うことができます。

 

出力・分析機能

・在庫報告書

・入出荷実績

・作業実績統計

・ABC分析

・長期滞留リスト

・CSV・Excel形式でのデータ出力

 

現場状況の把握に加えて、改善施策の検討や意思決定にも活用できるデータ基盤を構築できます。

システム構成と連携

ハンディターミナル、管理用PC、サーバーを組み合わせた構成により、上位システムと連携しながら、現場作業から管理業務までを一体的に運用できる環境に対応しています。

 

構成要素

・ハンディターミナル

・管理用PC

・サーバー

・無線ネットワーク

 

連携対応

・商品マスタ

・顧客マスタ

・在庫データ

・入荷予定・出荷予定データ

 

対応機種

・XITシリーズ(ハンディターミナル)

バーコードハンディターミナルを活用した構成により、現場作業に適した運用を実現できます。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 既存システムとの連携は可能ですか?

A.商品マスタや入出荷予定データなどをインポートすることで、既存システムとの連携が可能です。既存環境を活かしながら導入を進めることができます。

 

Q. 操作は難しくありませんか?現場への教育は大変ではありませんか?

A.ハンディターミナルを中心とした操作設計となっており、作業手順に沿って入力できます。現場作業に合わせた画面構成のため、特別なITスキルを必要とせず運用しやすい仕様です。

 

Q. イレギュラーな作業にも対応できますか?

A.強制入庫や強制ピッキング機能により、予定外の作業や現場特有の対応にも柔軟に対応できます。作業途中での担当変更にも対応しています。

  • カタログ

    リアル物流システム_リーフレット

    製品の特長と仕様、アクセサリの情報をまとめたA4サイズのリーフレットです。

    バージョン: PA0096-1
    容量:4 MB
    形式: PDF